ぱーふるの、うちへようこそ。

ゆるっと、ふわっと、すきなことを発信します。暮らしのメモや思ったこと、Jazzなどの音楽たちを真ん中において見つめた日々を綴ります。

ベルマーク運動ってボランティア以上の労力が必要だったのね。

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世間は金色週間ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは…眠いです…
ほんとに眠い…そろそろ後ろに反り返って寝そうです。

昨日、マヨネーズを買いました。
マヨラーというわけではありませんが、マヨネーズは
切らしてしまうと寂しい派です。
そのマヨネーズの外装パッケージにベルマークが付いていました。

 

小学生の時に、「ベルマーク運動」をクラス単位で行っていました。
教室の隅に「ベルマーク回収箱」を作って
みんなで地味にコツコツと集めていました。

その頃に、ベルマークを集めれば車椅子が買えると
誰かに聞いたような気がします。
こんなマークを集めるだけでモノが買えるなんて…すごい!
と魔法のようなシステムだと勝手に思い込んでいました。

今まで気にも留めずにいたベルマーク。
ゴミとして捨てられることもあるベルマーク。
捨てるぐらいなら集めてモノを買う方が断然お得なのでは?と
小学生の頃の気持ちを思い出したので
最近少しずつベルマークを集めています。

そこで、「ベルマーク運動」を少しでも理解しようと
自分なりに調べて、今回まとめてみました。

ベルマーク運動とは。

ベルマーク運動(ベルマークうんどう)は、学校などの教育施設、公民館など
生涯学習施設の教育環境整備の助成と、交通などの面でハンデのある
僻地の学校や特別支援学校、病院内学級や被災校、発展途上国の教育に対する
援助を組み合わせて行われる運動で、朝日新聞社創立80周年記念事業として
1960年に始まった。
ベルの形は「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」との意味合いがある。
     Wikipediaより引用。

システム。

ベルマークの右上にある点数を1点あたり1円として換算します。
集めたベルマークは、各団体のベルマーク預金として指定口座に預金されます。
貯まった預金で、各団体は設備品などを購入することができます。
今は、専用カタログのなかから好きなものを選ぶことができます。
つまり、預金で設備品を買うシステムです。

ベルマークの対象。

ベルマークは、どんな商品にでも付いているわけではありません。
また、勝手に付けていいというものでもありません。

協賛会社として登録している企業のみが付けることを許されています。

マヨネーズなどの代表的な商品以外で、少し変わり種なものの例としては
使用済み純正インクカートリッジの回収やグリーンスタンプなどがあります。
これらは少し複雑なシステムであるようですが、
ベルマーク点数として変換されるのだそうです。

参加条件。

幼稚園・学校や公民館などに参加は限定されています。
PTA・大学・公民館などが具体例です。

学校の場合は学校長、PTAだとPTA会長などの承認が必要で、
登録書類にきちんと署名をして登録をします。

個人や企業は、参加することができません。

ただし、支援というかたちでなら大丈夫です。
ご近所のスーパーマーケットなどで地域の学校のベルマーク回収箱が
設置されているなら、そこへ自分が集めたベルマークを入れるだけで
いいのです。
今回わたしがベルマークを集めようと思ったきっかけも
スーパーにあった回収箱を見たからでした。

切り取り。

まずは、パッケージからベルマークを切り離さなくてはなりません。

切り取るときは、点数の切り取り線に沿って切り取るといいようです。
小さなベルマークや、切り取り線が無い場合は
実線の枠の少し外側で切り取ると、切り取り時の失敗が少ないですし
集計係にとっては数えやすいサイズになります。

形が歪なものは、四角形に切り取ると集計係が数えやすいです。

切り損じてしまっても、社名が分かれば大丈夫なので
捨てないようにしましょう。

仕分け。

ここからは集まったベルマークを回収してからの作業です。

ベルマークは集めたものをそのまま一度に一か所へ送ればいいという
ものではありません。
各登録会社つまり協賛会社ごとに仕分けるという作業をしてからでないと
送付することができないのです。

この仕分け作業が一番苦労しそうだなと思います。

集計・送付。

各会社ごとに集計をして、点数ごとにおいても枚数や合計を
明細書類に正確に記載しなければなりません。

集計したベルマークと明細用紙は、各会社専用の整理袋に入れて
送付します。

整理袋が必要な場合は、必要な整理袋の会社名を記載して
公益財団法人ベルマーク教育助成財団宛に請求すると
送ってもらえます。

まとめ。

1,ベルマーク運動は、1点あたり1円に換算し、預金として貯めた
 金額に応じて設備品を購入することができるシステム。
2,ベルマーク運動は、協賛会社として登録している企業のみ
 商品に添付することができる。
3,参加は、幼稚園・学校・公民館に限定。
4,個人や企業は参加できない。
5,ただし支援という形でなら参加できる。
6,切り取りは、少し大きめに切り取るとよい。
7,ベルマークの仕分け作業は苦労する。
8,ベルマークの集計作業はややこしい。
9,ベルマーク運動は、ただ集めれば良いだけでなく
 裏方の作業が支えている、大変な労力を要するもの。

最後に。

集めるだけで備品が買えるとお気楽に思っていたら、
大変な作業があることを知り、驚いています。

学校などではPTAのお母様方が、仕分け・集計・送付作業という
一番骨の折れることを負担なさっているそうです。

もはやボランティアの域を優に超えた、労働になっているのでは
とさえ感じました。

これからは仕分け作業が少しでも楽になるように、自分で工夫をして
支援をしようと思いました。

公式HPのリンクです↓

ベルマーク教育助成財団

では、さいなら。